テーマ:地域医療

地域の歩き方

 来年度の初期臨床研修医のオリエンテーション。  2年ぶりに、地域医療研修の話をするように、白羽の矢がぶすっと刺さった。  忙しくて、手がつけられていないが、さすがにそろそろ準備するか・・・と、締切1か月前の男は思う。  ん?  「地球の歩き方」?    ちゃう…

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オランガタン

 5年生の地域医療/プライマリ・ケア実習―大学外の医療機関、福祉施設で過ごす、2週間の実習である。  大学病院の疾患中心モデルではなく、生活支援モデルを理解して欲しいと思っている。大学病院は、診断、治療をするところである。大学病院ですべき医療が終わった際には、患者さんは地域に戻っていただくことになる。高齢者は慢性疾患とうまく付き合…

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地域で何を学ぶ

 2日間、学生の地域医療実習に同行した。診療応援と学生指導をごちゃ混ぜだった。  勝手知ったる古巣の病院。車で移動しながら、過去のエピソードや地域の歴史、特性などについても話をしたりする。雪道を移動しながら、人々の生活に想いを馳せることを促したりしたつもり。診察をしながら、地域の人たちとの信頼関係、熟知した人のつながり、などが見え…

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寒波!

 大寒を過ぎ、今年一番の冷え込みとなった。  週1回の土佐のチベ・・軽井沢である古巣の診療応援、今週はたまたま前日から当直も引き受けていた。そして、たまたま学生実習も予定されていた。  週末から雪が降っているという情報があったので、学生を連れて行くことになった。  雪道に慣れていない学生に運転させるわけにはいかないし。道路…

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何度でも

 水曜日は診療応援の日。  山間部にある古巣の診療所、病院の外来をしに行く。  先週末に雪が降ったけど、道路はほぼ大丈夫。ほっ。  「寒い中、ご苦労様です。」  旧知の患者さんに声をかけていただいた。有難いことである。    お山の中の気温は-5℃。事故を起こさないように頑張って通ってきます。 …

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断食

 水曜日は早起きしている。週に1回の診療応援で、80㎞離れたY原町まで車で出勤なのである。  午後6時過ぎに起床して出発。2時間のドライブである。  夏は、すっかり夜が明けている時間であるが、この時期は暗い中の出発。つらい    さて、今日は午前中の仕事場であるM原診療所の近くのパン屋…

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「地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる」

 高山義浩先生の著書「地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる」を読んだ。  彼とは、ちょうど1年前、某外資系製薬会社関連の財団主催のリサーチワークショップで知り合った。1泊2日のワークショップだったが、その2日目の朝、同じテーブルで食事をした。地域医療ビジョンについて自説を熱く語る私の目の前の参加者ではなく、その隣に相…

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継続性

 プライマリ・ケアの5つの理念というものがある。 → 参考 日本プライマリ・ケア連合学会ウェブサイト  「継続性」continuityは、5つの理念のうちの1つ。  患者に身近な医療での継続性とは何だろう?    5年生の実習の振り返りをしていたところ、「へき地医療機関の医師がコロコロ変わって継続性を保つのが難しいよ…

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18時だよ!全員集合!

 今日は、18時から、専攻医の振り返り。  両県立病院の指導医と研修医、東京のK子先生、大学の私を結んでのSkype。  残念ながらH多けんみん病院はWebカメラの準備が間に合わず、K村先生は音声のみの参加・・のはずだった。しかし、マイクのトラブル?か、他からの音は聞こえているようだが、H多けんみん病院の音声が他に届かない{…

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お宝映像

 F留先生が、長野のS訪中央病院に居た3年前に、T越俊太郎がやってきて、BSの番組「T越俊太郎 医療の現場」の収録をおこなったとのこと。  地域医療系の番組は、録画して保存している私―。  ライブラリに・・・あった  しっかり映っている3年前のF留先生を発見!  不機嫌そうに映って…

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たぬきの油

 高知県に古くから伝わる民間療法―たぬきの油。  たぬきの皮下脂肪を塩漬けにしたもの。「油」というより「脂」と書く方が正しいかもしれない。  某温泉の売店で発見。・・・2,000円  昔のカメラフィルムのケースくらいの容器でのお値段である。  何に効くのかって?  患者さん曰く、「何に…

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地域と医療者の関係

 うまくいくカップルや夫婦というのは、良い事と悪い事が5:1の割合で起こっているものなのだそうだ。  これは、良い事ばかりでは関係はうまくいかない、悪い事よりも良い事の方が多くないとうまくいかない、という2つの意味があるらしい。    最近、地域医療学の講義で、へき地医療や自治体病院のことを話すときに、その「問題点」につい…

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革新者

 昨晩、録画しておいた未来シアターという番組を観た。  岐阜県の揖斐川町(旧・久瀬村)のY村先生が出演されていた。この番組自体は、前の番組からチャンネルがそのままになっており、たまたま観たことがあるくらいで、いままであまり真剣に観たことはなかった。  いろいろな分野の「革新者」に焦点をあてたVTRを映画のように出演者が観て、…

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ガンダムと医療政策セミナー

 お江戸2日目。今日は午後から、全国自治体病院経営都市議会協議会第9回地域医療政策セミナーの講師のお仕事。午前中は用事がないので散歩にでかけることとする。  新橋の定宿から南下、浜松町駅まで歩く。ここで、不要な荷物をコインロッカーに預ける。帰りにモノレールに乗り換える際に受け取るという作戦である。  浜松町駅から桟橋に向かう…

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マムシ

へき地医療実習に行っていた学生の振り返り。 学生「病棟に、マムシに咬まれた患者さんが入院していたんです。地域っていう感じでした。」 マムシは咬傷が2つで、ヤマカガシは1つ・・とか教えてもらったそうで・・ お町で育った学生たちは、マムシもよく知らないし、マムシに咬まれる人も初めて見聞きする{%顔モジヘェー(シェイク)hdeco…

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岩手県初期臨床研修合同オリエンテーション

 花巻空港まで県の担当の方に迎えに来ていただき、車で安比高原まで送っていただいた。午後2時前には会場のホテルに到着。  ホテルの裏がすぐゲレンデ。  今日は出番が無い。KJ法による研修医の議論を見学。  岩手県の地域医療に必要なもの・・・  「方言に負けない」  なるほど。 …

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患者送迎バス

 K知大学で指定管理をしているT佐山診療所の患者送迎バスの話。  週3回、患者送迎バスを運行している。以前は、マイクロバスだったのだが、昨年から普通車のワンボックスカーになっている。細い山道を運転してご高齢の方を送り迎えしていただく運転手さんもご負担は少なくないと思うが、住民の方の貴重な交通手段として有り難い存在である。  …

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初共演

 県立K原病院のW久先生からDVDを送っていただいた。  高知ではOAされていないテレビT京の「たけしのニッポンのミカタ」というW久先生が出演された番組のDVDである。  添えられたメモに、「あわたに先生にもご出演頂いておりますので是非ご覧ください。」と書かれている  ん・・?   …

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異動の季節

 春3月―人事異動の時期である。・・いろいろある。  臨床医としては、お付き合いしてきた患者さんとのお別れになることもある。私は、ここ10年で2回程度の異動しかないし、この春も何ら変わりはない。医者になって最初の10年では5回の異動を経験した。これでも臨床医としては、少ない方だろう。  「先生に最後まで看取ってもらおうと思っ…

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きのうの神さま

 週末の東京往復の際に読んだ本。  西川美和著「きのうの神さま」(ポプラ文庫)  著者は、映画「ディア・ドクター」の監督である。私は知らなかったのだが、小説家としての才能も評価されているらしく、直木賞候補にもなったくらいである。確かに、読んでいて情景が目に浮かぶし、登場人物の微細な心の襞も野暮でなく、しかも自然に表現されてい…

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兼業→私用

 夕方のフェリーで小豆島にわたった。  ここからは、私用である。(誰に説明してるんだ?)  U海病院で勤務するO川先生に会いに行くこと、K保院長にご挨拶をすることが目的である。  フェリー桟橋まで、O川先生に迎えに来ていただいて、宿まで送ってもらう。  宿は、部活の合宿に使われるようなお宿だった。泊り客は私1人。…

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出張→兼業

 新橋、月曜の朝  京急に乗って、羽田空港まで直通。さあ、高知へ帰るぞ。  羽田の12番ターミナルに到着。高知行きの次の便は、高松行き。フクザツな心境・・というのも、高知に帰ってから、そのまま車で香川に移動するのである。  雨の高知空港に到着し、駐車場に停めていた車に乗…

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地域医療って?

 今日で今年度の地域医療学の授業が終了した。  今年で3年目の授業であるが、毎年、最後の授業のコンセプトは「私の好き勝手にしゃべる」である。  私が最後に拝聴した故・五十嵐正紘先生の講演のなかで、先生が示されたP.ゴーギャンの「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」という絵画を私も示して話を…

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電車軌道

 今日は大学本部のある朝倉キャンパスに出勤。  J治医大の地域医療学センターの地域医療データバンク事業について、大学間の共同研究を始めるにあたり、学長先生にご説明して了解をとりつけるという仕事。無事に終了。  それにしても、朝倉キャンパス前の旧国道(写真の場所)は、運転しづらいことこの上なし。  片側車線と路面電車…

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Dawn Purple

 今日は、土佐山診療所に休日出勤。カルテの更新作業である。(→診療所公式ブログ お山の中の医学部)  午前6時10分に自宅を出発  そんなに早く出かける必要はなかったのだが、部活の試合に向けて娘が午前6時30分集合で朝練をするとのことで、送り届けたためである。そのまま家に帰るくらいなら、仕…

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御縁

 週刊N本医事新報を眺めていて、学生時代にお世話になった先生のお名前と顔写真を発見した。  某大学の医学部長になっておられた。ホームページを見てみると、間違いないようだった。25年以上も前のことだが、懐かしくて、幸せな気持ちになった。恐れ多くも、先生あてにメールを送ってみた。  覚えていてくれるだろうか?{%わくわく(チカチ…

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あんぱんまんマーチ

 地域医療学の授業でへき地医療の話をした。  へき地医療の問題点も指摘したが、それより大きなやりがいについて話したつもり。学生には伝わったかなあ・・・  授業の最後に提出する課題として「へき地医療の問題点とそれに対する国および都道府県の対策」について論述するように指示した。  学生の回答を読みながら、何となくもやもやが…

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雨のち晴れ

 朝、地震で目が覚めた。すわっ! とうとう南海大地震が来たか!?  縦揺れ、横揺れが区別して感じられなかった。それもそのはず、震源は自分の真下であった。  午後からは雨が降り出しそうな空を気にしながら、市内の会にでかける。    6.6km歩いて到着。道端のネコが顔を洗っている。やっぱり、雨になりそう。 …

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カタルノスキー

 今日は、Kんめ家で地域医療談義。  サバの刺身を、ぶしゅかんで〆なおししてもらわないといけなくなるくらい長時間語った 人気blogランキング(医療)に一票

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The Ecology of Medical Care 

 T京大学の地域医療学の授業でのこと。 → 公式ブログ そうだ!地域へ行こう!  かの有名なKL.White(1961)のThe Ecology of Medical Care(NEJM誌全文)の話をしていた。  私「頭が痛いからって、最初から大学病院に行っちゃいけないわけです。医療機関にかかる250人のうち1人しか大学病院…

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